礼拝説教要旨
福音がもたらした喜び
青年時代、家の倒産という試練の中で、祈っても心が晴れず、罪悪感が神様との間に壁を作っているように感じていました。今日の聖書には、生まれつき足の不自由な男が登場します。彼は「罪人」とみなされ、神殿の境内に入ることができませんでした。しかしペトロとヨハネがイエス・キリストの名によって彼を癒すと、男は初めて境内に入り、神を賛美しました。癒されたのは体だけでなく、神様との関係でした。
福音は「私たちが神様のもとへ行く物語」ではなく、「神様が私たちのもとへ来てくださった物語」です。イエス・キリストは十字架によって罪の壁を取り除き、誰もが神の前に立つことができるようにしてくださいました。私たちが抱える罪悪感や失敗、苦しみの壁も、主が取り除いてくださいます。
捨てられかけた猫を家族が迎え入れた経験を通して、主が弱い私たちを受け入れ、安心して寄り添うことを望んでおられる姿が示されました。主は「疲れた者、重荷を負う者はわたしのもとへ来なさい」と招いておられます。鵜方教会が、重荷を抱える人々が自由を味わい、主の招きに応える場所となるよう願います。