礼拝説教要旨
互いに愛し合いましょう
イエス様がサマリアを通られた際、侮辱されたことでヤコブとヨハネは激しく怒り、「天から火を降らせましょうか」と言いました。彼らは「ボアネルゲス(雷の子)」と呼ばれるほど激しい性格でした。しかしイエス様は彼らを戒められました。
その後、ヤコブは最初の殉教者となり、ヨハネは長寿を与えられ、牧会者として教会の危機に向き合いました。異端や迫害より深刻だったのは、教会の中で愛が冷めていくことでした。ヨハネは、イエス様を通して神の無条件の愛を「見て、触れて、経験した」ゆえに、雷の子から「愛の人」へと変えられました。
説教者自身の幼い頃の体験――盗品を買い、嘘をついたとき、父が怒らず「許し」を与えた出来事――その無条件の愛を通して、神の愛(アガペ)を理解したと語ります。神様の愛には目的がなく、私たちが神を愛したからではなく、神が私たちを愛されたから独り子を与えられました。
ヨハネはこう教えます。「互いに愛し合いましょう。神は愛だからです。」規則よりも愛が教会を支えます。考え方の違いや失敗があっても、互いに愛し合うなら共に歩むことができます。鵜方教会が愛に満ちた教会であり続け、人々が本物の愛を知る場となるよう願い、祈りをもって説教を結びます。